About SAP ERP

Enterprise Resource Planning(基幹業務統合システム)

企業全体を経営資源の有効活用の観点から統合的に管理し、経営の効率化を図るための手法・概念のことです。これを実現するための統合型(業務横断型)ソフトウェア(基幹業務統合システム)を「ERPパッケージ」と呼びます。ERPが一般的に扱うものは企業における製造・物流・販売・調達・人事・財務会計です。ERPパッケージはこれらの基幹業務に関する業務活動の情報管理を支援します。ERPソフトウェアとしては、1972年に創業したドイツSAP社のSAP R/3やSAP S/4HANAを始め、オラクル社のE-Business Suite, PeopleSoftなどの大手企業向けERPソフトウェアが市場を席巻しており、SAP R/3およびSAP ERP、SAP S/4HANAなどを有するSAP社が過半数のシェアを握っています。


ERP(基幹業務統合システム)の世界No.1グローバル企業

ドイツ中南部にあるヴェルドルフに本社を置くヨーロッパ最大級のソフトウェア会社のことです。SAPは主にビジネス向けソフトウェアの開発を手掛ける大手ソフトウェア企業であり、売上高ではマイクロソフト、オラクル、IBMに続いて世界第4位となっています。特に大企業向けエンタープライズソフトウェア市場においては圧倒的なシェアを保持しており、企業の基幹システムであるERPの分野においては世界第1位です。